こんにちは。いらむんです。
前回に引き続き、司法試験予備試験についてお話します。
前回の記事はコチラ↓
今回は、通信講座「スタディング」で勉強を始めてちょうど1ヶ月経ったので、現在の状況と感想をお伝えしたいと思います。
今の所、通信講座はスタディングを選んで正解だったなと思っています(理由は後述します)。
→スタディング 司法試験・予備試験講座のHPはコチラ予備試験(司法試験)に挑戦しようと考えている方、通信講座は何を選ぼうか検討している方はぜひ参考にしてみてください。
それではいってみましょう!
現在の状況
今は、基礎講座の憲法と刑法の半分位まで受講を終えた状態です。
受講の順番としては、憲法→刑法→民法→民事訴訟法→刑事訴訟法→商法→行政法となっています。
年内には基礎講座を終えて、来年1月からは論文対策を始めたいと思っているので、もっとペースを上げる必要がありそうです。
というのも、スタディングは基本Web講座とWebテキストを使って勉強を進めていきますが、このWebテキストをどのように扱うか最初試行錯誤してしまいました。
後述しますが、今の所は全てプリントアウトして使っています。
勉強の内容以外のところで時間をかけてしまいました・・・。
しかし、一旦自分流の勉強方法に落ち着くと、そこからはスムーズに進んでいると思います。
ここからは、スタディングの授業内容等、具体的にご紹介します。
授業の内容について
「とても分かりやすい」と断言できます。
やはり難関資格と言われるだけあって、頭にはてなマーク(??)がつくような箇所は所々で出てきます。
しかし、とりあえず進めていくうちに、以前分からなかったことが分かるようになったりします。
まだ基本講座1回目なので、理解できない部分が出てきても飛ばしていこうという感じでやってます。
2回目・3回目・・・と繰り返し受講するうちに理解できるようになるのではないかと思っています。
現在刑法をやっているので、ふと
「他の通信講座の授業(刑法)はどんな感じなんかな?」
と試しにYouTubeで検索して見てみたところ、
「やっぱりスタディングを選んでおいて良かったー・・・」と胸をなでおろしました。
多分、法律を少しでもかじったことのある人や、普段から勉強(講義)に慣れている学生だと、そこまで抵抗はないのかもしれませんが、
全く勉強というか「授業」というものをやってこなかった私のような人間には、かなりハードルの高い授業のように感じます。
他の通信講座でも「初学者向け」とか「入門」とか書かれていますが、

本当の無知な人間をなめんなよ。
と言いたいです。
あの、頭の良い人によくある早口でまくしたてる話し方も苦手です。
まあ、YouTubeで流れている授業は、1部の抜粋ですし、テキストもないので分かりにくいのは当然ですが、
他の通信講座と比べて、スタディングは授業内容がブレないように体系化されていて、「出来上がった授業」になっているなということを再認識しました。
分かりづらい部分も、なるべく理解しやすいように図や絵を挿入して授業を進めてくれるので、初学者の方は、挫折しないためにも、絶対スタディングがオススメです。

とにかく「見やすい」「分かりやすい」がスタディングのメリットです。
無料講座もあるので、気になる方はぜひ体験してみてください↓

練習問題・過去問
講師の方も仰ってますが、一番重要な部分です。
各講座ごとに練習問題があり、数講座終わるごとに過去問が挟まれているので、これまでの理解度を知ることができます。
スタディングは講義時間をギュッと短く抑えているので、授業に出てきていない部分が急に過去問に出てくることもあります。
しかし、解説がしっかりと書かれているので、そこで新たにインプットする、という流れになっています。
やっぱり、練習問題や過去問をやると一気に理解が深まります。
講義ではよく分からなかった部分が過去問に出てくると、「あ、そういうことを言いたかったのね!」となることが多々あります。

とにかくたくさんの問題を解くことが、合格への近道だと思います。
理解度とスピードについて
講義の内容を理解することも大切ですが、あまり何度も躓いていると、時間が足りません。
特に私のような全くの初学者は、どの程度の理解で先に進めて行けば良いのか迷いがちです。
私の場合は、
「ある程度の理解は必要だが、完璧に理解する必要はない。だけど全く理解できないのはダメ」
というスタンスでやってます。
「全く理解できない」というのは、もう「話を右から左に聞き流す」というレベルです。
ここまでいくと、かえって時間を無駄にしていると思います。
「その時間は何もしていないのと同じ」
と捉えています。
しかし、毎回分からない部分が出てくる度に授業を中断して考えていては時間が足りなくなってしまうので、「ある程度の理解でOK」としています。
例えば、私の嫌いな「〇〇説(学者さんたちによって解釈が違う)」が出てきたら、今のところはスルーしています
「なんかイマイチよく分からないなー」というレベルです。
しかし、その「〇〇説」が事あるごとに何度も出てくると、「あ、これってそういうことだったのか!」と急に理解できるようになります。
なので、今のところ、何度も出てこない「〇〇説」については意味不明のままです。

ま、論文対策講座で出てきたり、基礎講座を何回も繰り返してるうちに分かるようになるでしょう。
他に購入したもの
とりあえず最初に「六法全書(ポケット六法)」と「判例六法」を買いました。
ポケット六法は必ず使っていますが、判例六法は今の所あんまり使っていません。
あとは、判例百選ですね。
これは普通に読んでて面白いです。
しかし、想像はしていましたが、けっこう書籍代にお金がかかりますね・・・。
スタディングに改善してほしい点
先程も書きましたが、私はWebテキストをプリントアウトして使っています。
これは個人で意見が分かれるところですが、私の場合は紙で見たいんですよね。
書籍などもそうですが、紙の場合、何度も読んでいると
「(本の)3分の2過ぎたあたりのページの右側あたりにあれが書いてあったな」
と、視覚的に覚えていることがありませんか?
私的には、これは記憶を定着させる方法としてかなり有効なのではないかなと思っています。
例えば、講義で「以前にも出てきましたが、○○という問題が出てくるわけです」と言われた時、
「〇〇って何だっけ??」となったとします。
STUDYingでは検索機能があるので、「○○」と検索すれば、その語句が含まれる問題やテキストを一発で調べることができます。
しかし、私は全体の流れのどの部分にそれがあるのかも把握したいので、Webテキストを紙に印刷したもので確認しています。
刑法に入ると、もっとページを行ったり来たりしたり、書き込むことも増えたので、紙に印刷したテキストは結構重宝しています。
ここでちょっと不便だなと思う点が一点。
スタディングでは、各講座ごとにWebテキストが別れていて、各講座のページにWebテキストが載っています。
つまり、Webテキストを1つにまとめたものがない、ということです。
ページ数も多いので、2up・両面で印刷したいところなのですが、1講座ごとに印刷すると無駄な白紙部分がでてきてしまいます。
とりあえず今のところは、
一度全てのWebテキストをPDF化
↓
各PDFを1つのPDFに結合
↓
結合したファイルを2up・両面で印刷
という手順をとっていますが、これが結構めんどくさい。
スタディングには、ぜひ印刷用にWebテキストをひとつにまとめたものも用意してくれればな、と思います。

※PDFの結合には専用のソフトが必要です。フリーソフトもあるようですが、以前オススメのPDF編集ソフトについて記事を書いているので、気になる方はコチラも是非参考にしてみてください↓。
PDF自体もパソコンとiPadに入れて、探したい語句がある時は検索して使っています。

アナログ(紙)とデジタルの良いところを取り入れて勉強しましょう。
以前アナログとデジタルについての記事でも書きましたが、デジタルは一発検索に向いていて、アナログは何度も見返す時に便利です。
まとめ
というわけで、今回はスタディングで予備試験の勉強を始めて1ヶ月目の経過・感想についてお伝えしました。
とりあえず、もっとペースアップすることが、今の課題です。
しかし、勉強してみて思ったのは、「法律の勉強って楽しいな」ということです。
これも、スタディングのおかげかなと思ったりしています。
論文対策に入ってもずっとこの気持が続けばいいなと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
スタディング、オススメですよ!
→スタディング 司法試験・予備試験講座のHPはコチラ
最初は色々とつまづくよね。